1. 受験前の状況:プログラミング未経験、Pythonに興味津々
私がPython 3 エンジニア認定基礎試験を受験しようと思ったのは、全くのPython言語が未経験だった頃です。 仕事で少し業務効率化で触れる機会があり、Pythonが世の中で人気になっていると聞いて興味を持ちました。 書店でPythonの入門書を手に取ってみたものの、最初はコードの意味が全く分からず、挫折しかけました。
それでもPythonへの興味は消えず、「何か目標があった方が頑張れるかも」と思い、Pythonの資格を探し始めました。 そこで見つけたのが「Python 3 エンジニア認定基礎試験」でした。 基礎試験という名前に惹かれ、「これなら未経験の自分でも挑戦できるかもしれない」と感じ、受験を決意しました。
2. 試験準備: 公式テキストと演習を中心に、着実に基礎を固める
試験まで約1ヶ月間の準備期間を設けました。 使用した教材は主に以下のものです。
- 公式テキスト「Python 3 エンジニア認定基礎試験 公式テキスト」(Pythonエンジニア育成推進協会):試験範囲を網羅しており、基礎知識を体系的に学ぶのに最適でした。まずはこのテキストをじっくり読み込みました。www.amazon.co.jp
- オンライン学習プラットフォーム「Progate」: Pythonの入門コースを受講し、実際にコードを書く練習をしました。Progateは初心者にも分かりやすく、ゲーム感覚で学べるので、最初のとっかかりとして非常に役立ちました。prog-8.com
勉強方法:
- 公式テキスト精読: まずは公式テキストを最初から最後まで丁寧に読みました。分からない単語や概念はネットや参考書で調べながら、一つずつ理解していくことを心がけました。
- コードを実際に書いて実行: テキストで学んだコード例を実際にPCで入力し、実行してみました。エラーが出たらエラーメッセージを読み解き、原因を特定する練習もしました。
- Progateで反復練習: Progateで基礎を復習し、コードを書くことに慣れるようにしました。特に苦手な文法やデータ型は、繰り返し練習しました。
苦労した点と工夫した点:
- プログラミング用語の理解: 最初は専門用語が多く、テキストを読んでもなかなか理解が進みませんでした。しかし、根気強く調べたり、Progateで図解を見たりすることで、徐々に用語の意味が分かるようになりました。
- モチベーション維持: 未経験からのスタートだったので、最初はなかなか成果が感じられず、モチベーションが下がることもありました。しかし、「資格取得」という目標を常に意識し、少しずつでも毎日学習を続けるように心がけました。
- アウトプットの重要性: テキストを読むだけでなく、実際にコードを書く練習をすることで、理解度が格段に深まりました。問題集を解くことも、知識のアウトプットとして非常に重要だと感じました。
3. 試験当日:緊張感と集中力、そして時間配分
試験会場は、最寄りのオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターを選びました。 試験当日は少し緊張しましたが、会場は落ち着いた雰囲気で、集中して試験に臨むことができました。必要があれば、支給される耳栓を利用しても良いかもしれません。

試験時間は40分、問題数は40問、四肢択一形式です。 問題は基礎知識を問うものが中心で、公式テキストや問題集で学習した内容がしっかりと出題されました。 難易度は、問題集である程度対策していれば、難しすぎるということはありませんでした。
時間配分は、1問あたり1分を目安に解き進めました。 分からない問題に時間をかけすぎず、まずは解ける問題から確実に解答していくようにしました。 全ての問題を解き終わった後、時間を見直しの時間にあてることができました。
試験中の注意点:
- 問題文をよく読む: 焦らずに問題文を丁寧に読み、何を問われているのか正確に理解することが重要です。
- 選択肢を吟味する: 選択肢を一つずつ吟味し、消去法も活用しながら、正解を選び出すようにしました。
- 時間配分を意識する: 時間制限があるので、時間配分を意識して、効率的に問題を解き進めることが重要です。
- 落ち着いて解答する: 緊張するかもしれませんが、深呼吸をして落ち着いて解答するように心がけました。
4. 合格発表:努力が報われた瞬間、自信と達成感
試験後、すぐにオンラインで合否結果を確認しました。 結果は… 合格 でした!
画面に「合格」の文字が表示された瞬間は、本当に嬉しかったです。 プログラミング未経験から資格取得という目標を達成できたことで、大きな自信と達成感を得ることができました。
合格発表の確認方法:
オデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターのマイページから確認できます。 試験後、数日〜1週間程度で結果が反映されます。また、試験会場によってはその場で結果を印刷して渡してくれるところもあるみたいです。
不合格だった場合:
もし不合格だったとしても、再受験は可能です。 試験結果レポートで自分の弱点を把握し、再度学習し直して再挑戦すれば、必ず合格できるはずです。 諦めずに挑戦することが大切です。
5. 合格後の変化・メリット:スキルアップの実感、キャリアへの第一歩
資格取得後、Python学習へのモチベーションがさらに高まりました。 より高度な内容にも挑戦してみようという意欲が湧き、実践的なプログラミングスキルを習得するために、Webアプリケーション開発やデータ分析の学習も始めました。
また、履歴書に「Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格」と記載することで、客観的にPythonの基礎知識を証明できるようになりました。 転職活動でも、アピールポイントの一つになったと感じています。(資格はあくまで個人の自学自習のため、過信してはいけません)
試験を受けて良かった点:
- 体系的な知識の習得: 試験勉強を通して、Pythonの基礎知識を体系的に学ぶことができました。
- 自信の獲得: 資格取得という目標を達成できたことで、プログラミング学習への自信につながりました。
- キャリアアップのきっかけ: 資格取得をきっかけに、Pythonエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることができました。
- 学習モチベーションの向上: 資格取得が、更なる学習へのモチベーションを高めてくれました。
6. これから受験する人へのアドバイス:合格への近道
これからPython 3 エンジニア認定基礎試験を受験する方への私からのアドバイスです。
- 公式テキストをしっかり学習する: 試験範囲は公式テキストに網羅されています。まずは公式テキストを丁寧に読み込み、基礎知識を確実に身につけましょう。
- 問題集でアウトプット練習: 問題集を繰り返し解き、知識の定着度を確認しましょう。間違えた問題は必ず復習し、弱点を克服することが重要です。
- 実際にコードを書いてみる: 参考書や問題集で学んだコード例を実際に書いて実行し、理解を深めましょう。
- オンライン学習プラットフォームを活用する: ProgateやPyQなどのオンライン学習プラットフォームは、初心者にも分かりやすく、効率的に学習を進めることができます。
- 模擬試験で実力試し: 試験前に模擬試験を受験し、本番の試験の雰囲気や時間配分に慣れておきましょう。
- 諦めずに継続する: プログラミング学習は、最初は трудноく感じるかもしれませんが、諦めずに継続すれば必ず成果が出ます。
最後に:
Python 3 エンジニア認定基礎試験は、Python学習の最初のステップとして、また、自信をつけるための良い目標となります。 試験勉強を通して得られる知識や経験は、今後のPythonの活用者としてのキャリアに必ず役立つはずです。
ぜひ、自信を持って試験に挑戦し、合格を掴み取ってください!応援しています!
7. 試験料について改めて:
念のため、受験料について再度ご案内いたします。 Python 3 エンジニア認定基礎試験の受験料は、税別で1万円、学割は税別で5千円です。 受験前に必ず公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。
- 一般: 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 学割: 5,000円(税別) / 5,500円(税込)
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